ピア評価と自己評価によるプレゼンテーション能力の測定の試み
「緒言」6年制薬学教育において, 従来よりも重要視されているのがヒューマニズム教育である. 多くの大学がスモールグループディスカッション(small group discussion;SGD), 問題解決型学習(problem-based learning;PBL), チーム基盤型学習(team-based learning;TBL)などの能動的学習方法を様々な科目で取り入れ, 機会あるごとに医療人としてのヒューマニズム教育や態度教育に努めている. これらの協同作業を通じた学習法は初年次から導入されており, 特に低学年においては, 主に学習に対する目的意識の明確化, 自発性や積極性といった能動...
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| Published in | YAKUGAKU ZASSHI Vol. 136; no. 7; pp. 1041 - 1049 |
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| Main Authors | , , , , , , |
| Format | Journal Article |
| Language | Japanese |
| Published |
公益社団法人 日本薬学会
01.07.2016
日本薬学会 |
| Subjects | |
| Online Access | Get full text |
| ISSN | 0031-6903 1347-5231 |
| DOI | 10.1248/yakushi.15-00239 |
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| Summary: | 「緒言」6年制薬学教育において, 従来よりも重要視されているのがヒューマニズム教育である. 多くの大学がスモールグループディスカッション(small group discussion;SGD), 問題解決型学習(problem-based learning;PBL), チーム基盤型学習(team-based learning;TBL)などの能動的学習方法を様々な科目で取り入れ, 機会あるごとに医療人としてのヒューマニズム教育や態度教育に努めている. これらの協同作業を通じた学習法は初年次から導入されており, 特に低学年においては, 主に学習に対する目的意識の明確化, 自発性や積極性といった能動的態度の醸成や基礎薬学知識の定着などを目的に行われ, 臨床薬学教育においては問題発見解決力, 情報解析能力, 協調性, コミュニケーションやプレゼンテーション技能の習得のほか, 関連領域の知識を統合し, 医療現場で通用する実践力を身につけることを目的に行われている. |
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| ISSN: | 0031-6903 1347-5231 |
| DOI: | 10.1248/yakushi.15-00239 |