長期実務実習終了学生に対するアドバンスト臨床能力試験の実施による実習成果の実証
「緒言」わが国の6年制薬学教育では, 主に4年次において実務実習に参加するために「事前学習」とした教育課程で知識・技能・態度を学習する. その成果は薬学共用試験(computer-based testing; CBT)及び事前学習客観的臨床能力試験(objective structured clinical examination; OSCE)で評価される. 特にCBTでは知識が評価され, OSCEでは臨床能力に必要とされる技能・態度が評価される. そして6年制薬学教育課程の要といえる実務実習では, 2008年の薬学教育モデル・コアカリキュラムにおいて, 226項目に分けられた到達目標(spe...
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| Published in | YAKUGAKU ZASSHI Vol. 136; no. 9; pp. 1275 - 1284 |
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| Main Authors | , , , , , , , , |
| Format | Journal Article |
| Language | Japanese |
| Published |
公益社団法人 日本薬学会
01.09.2016
日本薬学会 |
| Subjects | |
| Online Access | Get full text |
| ISSN | 0031-6903 1347-5231 |
| DOI | 10.1248/yakushi.15-00263 |
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| Summary: | 「緒言」わが国の6年制薬学教育では, 主に4年次において実務実習に参加するために「事前学習」とした教育課程で知識・技能・態度を学習する. その成果は薬学共用試験(computer-based testing; CBT)及び事前学習客観的臨床能力試験(objective structured clinical examination; OSCE)で評価される. 特にCBTでは知識が評価され, OSCEでは臨床能力に必要とされる技能・態度が評価される. そして6年制薬学教育課程の要といえる実務実習では, 2008年の薬学教育モデル・コアカリキュラムにおいて, 226項目に分けられた到達目標(specific behavioral objectives; SBOs)を, 病院(108項目)と薬局(118項目)で22週間に渡って評価される. 学生は実務実習中, SBOsを指導薬剤師により緻密に評価されながら臨床的問題解決能力や医療倫理等を学んでいく. |
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| ISSN: | 0031-6903 1347-5231 |
| DOI: | 10.1248/yakushi.15-00263 |