超音波切削器具を用いたインプラント治療
「はじめに」 科学の進歩は, インプラント治療においても大きな変革をもたらしている. 特にデンタルCTとその解析ソフト, 超音波切削器具(筆者はPiezosurgery(R) Mectron Italiaを使用, 以下ピエゾサージェリーと記す), そしてCAD/CAMなどのテクノロジーの応用によってインプラント治療は革新を遂げたといっても過言ではない. インプラント治療に求められるものは, 最良な診査診断, 低侵襲で正確な外科手術, そして審美性と機能性, 永続性を兼ね備えた補綴物の提供であり, ここに最新テクノロジーを応用することで更なる高い次元のインプラント治療が達成できるようになってきた...
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| Published in | Journal of Japanese Society of Oral Implantology Vol. 30; no. 1; pp. 6 - 11 |
|---|---|
| Main Author | |
| Format | Journal Article |
| Language | Japanese |
| Published |
公益社団法人 日本口腔インプラント学会
2017
日本口腔インプラント学会 Japanese Society of Oral Implantology |
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| ISSN | 0914-6695 2187-9117 |
| DOI | 10.11237/jsoi.30.6 |
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| Summary: | 「はじめに」 科学の進歩は, インプラント治療においても大きな変革をもたらしている. 特にデンタルCTとその解析ソフト, 超音波切削器具(筆者はPiezosurgery(R) Mectron Italiaを使用, 以下ピエゾサージェリーと記す), そしてCAD/CAMなどのテクノロジーの応用によってインプラント治療は革新を遂げたといっても過言ではない. インプラント治療に求められるものは, 最良な診査診断, 低侵襲で正確な外科手術, そして審美性と機能性, 永続性を兼ね備えた補綴物の提供であり, ここに最新テクノロジーを応用することで更なる高い次元のインプラント治療が達成できるようになってきた. 患者は誰でも, "同じ結果であれば"最小限の外科侵襲を希望するであろう. 重要なことは, 術前の診査診断でできるだけ多くのデータを集め正確な診断のもと, 治療オプション, そのリスクと外科侵襲, そして, 治療結果を示し, 患者とともに治療計画を立案していくことである. |
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| ISSN: | 0914-6695 2187-9117 |
| DOI: | 10.11237/jsoi.30.6 |