3.経過観察にて治癒した外傷性気管支損傷の2例(第32回 日本呼吸器内視鏡学会東北支部会,支部会(記録))
症例は20代と60代の男性. 2人とも左側胸部を強打後に縦隔ならびに頸部皮下気腫が出現し, 当院呼吸器外科に紹介となった. 緊急3D-CTならびに気管支鏡検査にて気管分岐部から右主気管支入口部内側壁の外傷性気管支損傷と診断されたが, 気管支離断ならびに感染所見が認められなかったことから, 経過観察可能と判断し栄養管理と抗生剤投与を行い約1週間で治癒した. 外傷性気管支損傷の原因ならびにその治療法の選択基準について文献的考察を加える....
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| Published in | The Journal of the Japan Society for Respiratory Endoscopy Vol. 28; no. 6; p. 459 |
|---|---|
| Main Authors | , , , , |
| Format | Journal Article |
| Language | Japanese |
| Published |
特定非営利活動法人 日本呼吸器内視鏡学会
2006
日本呼吸器内視鏡学会 The Japan Society for Respiratory Endoscopy |
| Online Access | Get full text |
| ISSN | 0287-2137 2186-0149 |
| DOI | 10.18907/jjsre.28.6_459_3 |
Cover
| Summary: | 症例は20代と60代の男性. 2人とも左側胸部を強打後に縦隔ならびに頸部皮下気腫が出現し, 当院呼吸器外科に紹介となった. 緊急3D-CTならびに気管支鏡検査にて気管分岐部から右主気管支入口部内側壁の外傷性気管支損傷と診断されたが, 気管支離断ならびに感染所見が認められなかったことから, 経過観察可能と判断し栄養管理と抗生剤投与を行い約1週間で治癒した. 外傷性気管支損傷の原因ならびにその治療法の選択基準について文献的考察を加える. |
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| ISSN: | 0287-2137 2186-0149 |
| DOI: | 10.18907/jjsre.28.6_459_3 |