電話対応をテーマとした多職種参加型の接遇セミナーの実践

藤田保健衛生大学第一教育病院には医師, 薬剤師, 看護師, 臨床検査技師, 放射線技師, 理学療法士・作業療法士, 管理栄養士, 事務員より構成される接遇委員会が存在する. 接遇とは単なる「サービス」でなく, 相手を思いやる気持ちを含む「ホスピタリティー」であるため, 接遇委員会をホスピタリティー委員会と命名した. 平成19年度よりホスピタリティー委員会が中心となり多職種参加型の小グループ討論を中心とした接遇セミナーを計画し実践している. 平成22年度から「電話対応」をテーマとし, 年に2回の頻度で平成24年度まで通算6回実施した. 多職種で話し合うことにより接遇以外の職種間の問題点も見つかり...

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Published in医学教育 Vol. 43; no. 6; pp. 453 - 454
Main Author 大槻, 眞嗣
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本医学教育学会 25.12.2012
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ISSN0386-9644
2185-0453
DOI10.11307/mededjapan.43.453

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Summary:藤田保健衛生大学第一教育病院には医師, 薬剤師, 看護師, 臨床検査技師, 放射線技師, 理学療法士・作業療法士, 管理栄養士, 事務員より構成される接遇委員会が存在する. 接遇とは単なる「サービス」でなく, 相手を思いやる気持ちを含む「ホスピタリティー」であるため, 接遇委員会をホスピタリティー委員会と命名した. 平成19年度よりホスピタリティー委員会が中心となり多職種参加型の小グループ討論を中心とした接遇セミナーを計画し実践している. 平成22年度から「電話対応」をテーマとし, 年に2回の頻度で平成24年度まで通算6回実施した. 多職種で話し合うことにより接遇以外の職種間の問題点も見つかり, とても良い場となっており誌上報告する. 接遇セミナーは1回あたり90分の開催時間を厳守し, ワークショップ方式で行った. 進行を以下に述べる. 「1)全体セッション」1)はじめに:セミナーの趣旨, 到達目標の説明 2)ホスピタリティー委員(図1)による電話対応のロールプレイ「2)小グループ討論(1グループ6~7名, 多職種より構成. 全体で4グループ. )」
ISSN:0386-9644
2185-0453
DOI:10.11307/mededjapan.43.453