データから見る歯科疾患の大きな負担:有病率の高さと口腔と全身の健康

〈要約〉近年, 歯科疾患の重要性の認識が高まり, WHOで口腔保健の決議が承認されるなど注目が集まっている. しかし, 日本においては必ずしも広く認識されているわけではなく, 報道も少ない. 近年認識された重要性は, 減ったことが強調される歯科疾患は, 実は他の疾患と比較すると有病率が高いことや, 口腔の健康が全身の健康に影響することである. データに基づき, 他職種への歯科疾患の重要性の正しい理解の普及が求められる....

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Published in日本ヘルスケア歯科学会誌 Vol. 24; no. 1; pp. 15 - 21
Main Author 相田, 潤
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本ヘルスケア歯科学会 31.12.2023
日本ヘルスケア歯科学会
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ISSN2187-1760
2436-7311
DOI10.51066/jhcda.24.1_15

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Summary:〈要約〉近年, 歯科疾患の重要性の認識が高まり, WHOで口腔保健の決議が承認されるなど注目が集まっている. しかし, 日本においては必ずしも広く認識されているわけではなく, 報道も少ない. 近年認識された重要性は, 減ったことが強調される歯科疾患は, 実は他の疾患と比較すると有病率が高いことや, 口腔の健康が全身の健康に影響することである. データに基づき, 他職種への歯科疾患の重要性の正しい理解の普及が求められる.
ISSN:2187-1760
2436-7311
DOI:10.51066/jhcda.24.1_15