客観的な個人トレー製作のランドマーク
超高齢社会と共に高齢者歯科医療の充実が求められ,義歯の質的需要が高度化してきている。また,歯科医療現場では,高度に発達した医療技術の進歩により,無歯顎者の疾病構造が著しく変化してきている。デジタルによる義歯製作はより簡便で,客観的な根拠に基づく効率的な義歯の製作システムと供給体制が求められている。そこで,本稿では,研究用模型を解剖学的,生理学的に分析,解析し,個人トレーの外形線の設定の客観的基準となる解剖学的ランドマークのガイドラインについて解説する。...
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Published in | 日本歯科医学会連合雑誌 Vol. 2; no. 1; pp. 54 - 57 |
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Main Author | |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
一般社団法人 日本歯科医学会連合
2023
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Subjects | |
Online Access | Get full text |
ISSN | 2758-2396 2758-2388 |
DOI | 10.57468/jjdsf.23-004 |
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Summary: | 超高齢社会と共に高齢者歯科医療の充実が求められ,義歯の質的需要が高度化してきている。また,歯科医療現場では,高度に発達した医療技術の進歩により,無歯顎者の疾病構造が著しく変化してきている。デジタルによる義歯製作はより簡便で,客観的な根拠に基づく効率的な義歯の製作システムと供給体制が求められている。そこで,本稿では,研究用模型を解剖学的,生理学的に分析,解析し,個人トレーの外形線の設定の客観的基準となる解剖学的ランドマークのガイドラインについて解説する。 |
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ISSN: | 2758-2396 2758-2388 |
DOI: | 10.57468/jjdsf.23-004 |