第34回真鶴セミナー印象記

2018年8月4日(土), 5日(日)の両日に東京大学医学部教育研究棟14階にある, 鉄門記念講堂にて第34回真鶴セミナーを開催いたしました. 災害レベルと言われている記録的な猛暑にも関わらず, 2日間で67名の方のご参加がありました. 今回の真鶴セミナーでは都内で開催するメリットを生かして宿泊は用意せず, 必要に応じて参加者の皆様にご自身で手配して頂く方式としました. プログラムですが, 一般演題が10, 特別講演が2, 神経眼科学会認定講習会が1, そして懇親会の構成でした. 一般演題は発表が10分前後, 質疑応答が5分前後, 総計15分程度を予定してプログラムを組んでおりましたが, 真鶴...

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Published inNeuro-Ophthalmology Japan Vol. 35; no. 4; pp. 453 - 454
Main Author 澤村, 裕正
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本神経眼科学会 25.12.2018
The Japanese Neuro-Ophthalmology Society
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ISSN0289-7024
2188-2002
DOI10.11476/shinkeiganka.35.453

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Summary:2018年8月4日(土), 5日(日)の両日に東京大学医学部教育研究棟14階にある, 鉄門記念講堂にて第34回真鶴セミナーを開催いたしました. 災害レベルと言われている記録的な猛暑にも関わらず, 2日間で67名の方のご参加がありました. 今回の真鶴セミナーでは都内で開催するメリットを生かして宿泊は用意せず, 必要に応じて参加者の皆様にご自身で手配して頂く方式としました. プログラムですが, 一般演題が10, 特別講演が2, 神経眼科学会認定講習会が1, そして懇親会の構成でした. 一般演題は発表が10分前後, 質疑応答が5分前後, 総計15分程度を予定してプログラムを組んでおりましたが, 真鶴セミナーの特徴である非常に活発な議論が各演題で展開され, (例年の如く?)時間をおして(予定通り??)の進行となりました. 特に診断がつかない相談症例, 「視神経炎治療後に進行性求心性視野狭窄をきたした1例」及び「組織診断がつかない眼窩先端部症候群の1例」の演題では結局診断はつかなかったものの, 会場からは検査結果に対する疑問や今後の経過観察の方針など多数の意見があり, 臨床的にも非常に役立つ勉強ができました.
ISSN:0289-7024
2188-2002
DOI:10.11476/shinkeiganka.35.453