日本小児口腔外科学会における学会誌掲載論文および学会発表の分析

日本小児口腔外科学会は1989年に日本小児口腔外科学研究会として発足し, その後1992年に日本小児口腔外科学会となり, 現在, 13年が経過している. しかしながら小児口腔外科はいまだ確立されてはおらず, 早期の体系作りが必要と思われる. 今までの本学会での学会発表, 論文発表を分析, 検討することは体系作成の点からも意義のあることと思われる. 今回, われわれは学会発表および本学会誌に掲載された論文について検討を行ったので報告する. 対象 論文については日本小児口腔外科学会の学会誌である「小児口腔外科」1巻1号から11巻2号1)までの論文を対象とした. 学会発表については第1回から第12回...

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Published in小児口腔外科 Vol. 13; no. 1; pp. 10 - 13
Main Authors 扇内, 秀樹, 岡本, 俊宏, 山村, 崇之, 扇内, 博子, 扇内, 洋介, 桑澤, 隆補
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本小児口腔外科学会 2003
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ISSN0917-5261
1884-6661
DOI10.11265/poms1991.13.10

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Summary:日本小児口腔外科学会は1989年に日本小児口腔外科学研究会として発足し, その後1992年に日本小児口腔外科学会となり, 現在, 13年が経過している. しかしながら小児口腔外科はいまだ確立されてはおらず, 早期の体系作りが必要と思われる. 今までの本学会での学会発表, 論文発表を分析, 検討することは体系作成の点からも意義のあることと思われる. 今回, われわれは学会発表および本学会誌に掲載された論文について検討を行ったので報告する. 対象 論文については日本小児口腔外科学会の学会誌である「小児口腔外科」1巻1号から11巻2号1)までの論文を対象とした. 学会発表については第1回から第12回までの演題を対象とした. 結果 1)学会発表 第1回日本小児口腔外科学研究会(1989年)から, 第12回日本小児口腔外科学会(2001年)までの総演題数は501題で最少演題数は33題, 最多演題数は62題(平均:42題)であった(図1).
ISSN:0917-5261
1884-6661
DOI:10.11265/poms1991.13.10