難治性てんかん性脳症患者に対し,歩行練習の手段を検討した一症例

【はじめに】重度心身障害者は,基礎疾患に加え,成長に伴いさまざまな二次障害を引き起こす場合が多い.本症例においても,二次的障害の影響で運動機能の低下が生じ,これまで出来ていた介助歩行が困難となった.姿勢管理と筋緊張,二次的障害増悪のリスクに配慮しながら,歩行練習の継続ができるよう検討した. 【方法】対象は,難治性てんかん性脳症により重度の心身障害と知的障害をもつ20歳の女性.大島の分類2(座れる/IQ20以下).16歳時より,当院での理学療法を開始.ADLは全介助レベルで,トイ レまでの移動は介助歩行,下衣操作は立位にて介助で行っていた。また,歩行器にて歩行練習を行っていた.18歳時に食事摂取...

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Published inThe Japanese Journal of Pediatric Physical Therapy Vol. 2; no. Supplement_1; p. 98
Main Author 辻田, 愛恵
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本小児理学療法学会 31.03.2024
Japanese Society of Pediatric Physical Therapy
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ISSN2758-6456
DOI10.60187/jjppt.2.Supplement_1_98

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Abstract 【はじめに】重度心身障害者は,基礎疾患に加え,成長に伴いさまざまな二次障害を引き起こす場合が多い.本症例においても,二次的障害の影響で運動機能の低下が生じ,これまで出来ていた介助歩行が困難となった.姿勢管理と筋緊張,二次的障害増悪のリスクに配慮しながら,歩行練習の継続ができるよう検討した. 【方法】対象は,難治性てんかん性脳症により重度の心身障害と知的障害をもつ20歳の女性.大島の分類2(座れる/IQ20以下).16歳時より,当院での理学療法を開始.ADLは全介助レベルで,トイ レまでの移動は介助歩行,下衣操作は立位にて介助で行っていた。また,歩行器にて歩行練習を行っていた.18歳時に食事摂取困難, 呼吸機能低下,てんかん発作にて入退院を繰り返し,19歳時に当院でのリハビリを再開するも,介助歩行は困難であった.保護者からは,「立位,歩行の練習は継続したい」との希望が聞かれた.これに対し,短下肢装具で脚長差を整えた状態での立位練習を開始.立位保持が安定したところで歩行練習へのステップアップを試みた. 【結果】粗大運動能力尺度(GMFM):9,粗大運動能力分類システム(GMFCS):レベルⅤ.理学療法再開時,左凸の側彎(Cob角:50°),骨盤左前方回旋位の変形,右股関節後方亜脱臼あり.下肢長は ,SMD右:76㎝,左:79㎝で脚長差3㎝,関節可動域はSLR右:60°,左 :45°,足関節背屈右:0°,左:-5°.立位練習開始時,重心は左下肢 優位で右下肢への荷重が困難で,左下肢反張膝が出現していた.右下肢への荷重を誘導しながら立位練習を繰り返し行うことで,中間位での立位保持が可能となったため,歩行器での歩行練習を開始したが,自発的な下肢振出しは困難であった.そこで,免荷式リフトを使用して歩行練習を行うと,良姿勢での自発的な下肢の振り出しを促すことができ,保護者の希望でもある歩行練習を継続することができた. 【考察】脳性麻痺患者に対する筋力増強練習の重要性が示唆される中、GMFCSレベルⅣ,Ⅴの脳性麻痺児は一般的な抵抗運動が困難な場合が多く,本症例も立位や介助歩行といった運動の中で筋力増強練習を行ってきた.この為,本症例が運動能力を維持していく為には,立位,歩行練習の継続が重要であった.症例は介助歩行を獲得したが,成長に伴い下肢,体幹の変形が出現し,変形した肢位での立位,歩行を学習していたと考えられる.これに加え,入院での長期臥床による筋力低下や変形の増悪,てんかん発作による脳への影響,栄養状態の低下等が重なり,介助歩行が困難となった.変形等の姿勢に対し,短下肢装具で脚長差を整え立位練習を繰返し行うことで,新しい姿勢での立位保持を学習できた.歩行器での歩行練習は,現在の本症例には負荷が大きく困難で,無理に歩行練習を行えば股関節の脱臼や変形の増悪を招く恐れもあった.免荷式リフトを使用して歩行練習を行うことで,適切な負荷量の中で歩行練習が行え,自発的な下肢のステップが出現し,歩行練習を継続することができた. 【倫理的配慮】ヘルシンキ宣言に基づき,対象者には研究の内容を説明した上で同意を得ており,当院の倫理委員会による承認を得た上で実施した.
AbstractList 【はじめに】 重度心身障害者は,基礎疾患に加え,成長に伴いさまざまな二次障害を引き起こす場合が多い.本症例においても,二次的障害の影響で運動機能の低下が生じ,これまで出来ていた介助歩行が困難となった.姿勢管理と筋緊張,二次的障害増悪のリスクに配慮しながら,歩行練習の継続ができるよう検討した. 【方法】 対象は,難治性てんかん性脳症により重度の心身障害と知的障害をもつ20歳の女性.大島の分類2(座れる/IQ20以下).16歳時より,当院での理学療法を開始.ADLは全介助レベルで,トイ レまでの移動は介助歩行,下衣操作は立位にて介助で行っていた。また,歩行器にて歩行練習を行っていた.18歳時に食事摂取困難, 呼吸機能低下,てんかん発作にて入退院を繰り返し,19歳時に当院でのリハビリを再開するも,介助歩行は困難であった.保護者からは,「立位,歩行の練習は継続したい」との希望が聞かれた.これに対し,短下肢装具で脚長差を整えた状態での立位練習を開始.立位保持が安定したところで歩行練習へのステップアップを試みた. 【結果】 粗大運動能力尺度(GMFM):9,粗大運動能力分類システム(GMFCS):レベルⅤ.理学療法再開時,左凸の側彎(Cob角:50°),骨盤左前方回旋位の変形,右股関節後方亜脱臼あり.下肢長は ,SMD右:76㎝,左:79㎝で脚長差3㎝,関節可動域はSLR右:60°,左 :45°,足関節背屈右:0°,左:-5°.立位練習開始時,重心は左下肢 優位で右下肢への荷重が困難で,左下肢反張膝が出現していた.右下肢への荷重を誘導しながら立位練習を繰り返し行うことで,中間位での立位保持が可能となったため,歩行器での歩行練習を開始したが,自発的な下肢振出しは困難であった.そこで,免荷式リフトを使用して歩行練習を行うと,良姿勢での自発的な下肢の振り出しを促すことができ,保護者の希望でもある歩行練習を継続することができた. 【考察】 脳性麻痺患者に対する筋力増強練習の重要性が示唆される中、GMFCSレベルⅣ,Ⅴの脳性麻痺児は一般的な抵抗運動が困難な場合が多く,本症例も立位や介助歩行といった運動の中で筋力増強練習を行ってきた.この為,本症例が運動能力を維持していく為には,立位,歩行練習の継続が重要であった.症例は介助歩行を獲得したが,成長に伴い下肢,体幹の変形が出現し,変形した肢位での立位,歩行を学習していたと考えられる.これに加え,入院での長期臥床による筋力低下や変形の増悪,てんかん発作による脳への影響,栄養状態の低下等が重なり,介助歩行が困難となった.変形等の姿勢に対し,短下肢装具で脚長差を整え立位練習を繰返し行うことで,新しい姿勢での立位保持を学習できた.歩行器での歩行練習は,現在の本症例には負荷が大きく困難で,無理に歩行練習を行えば股関節の脱臼や変形の増悪を招く恐れもあった.免荷式リフトを使用して歩行練習を行うことで,適切な負荷量の中で歩行練習が行え,自発的な下肢のステップが出現し,歩行練習を継続することができた. 【倫理的配慮】 ヘルシンキ宣言に基づき,対象者には研究の内容を説明した上で同意を得ており,当院の倫理委員会による承認を得た上で実施した.
【はじめに】重度心身障害者は,基礎疾患に加え,成長に伴いさまざまな二次障害を引き起こす場合が多い.本症例においても,二次的障害の影響で運動機能の低下が生じ,これまで出来ていた介助歩行が困難となった.姿勢管理と筋緊張,二次的障害増悪のリスクに配慮しながら,歩行練習の継続ができるよう検討した. 【方法】対象は,難治性てんかん性脳症により重度の心身障害と知的障害をもつ20歳の女性.大島の分類2(座れる/IQ20以下).16歳時より,当院での理学療法を開始.ADLは全介助レベルで,トイ レまでの移動は介助歩行,下衣操作は立位にて介助で行っていた。また,歩行器にて歩行練習を行っていた.18歳時に食事摂取困難, 呼吸機能低下,てんかん発作にて入退院を繰り返し,19歳時に当院でのリハビリを再開するも,介助歩行は困難であった.保護者からは,「立位,歩行の練習は継続したい」との希望が聞かれた.これに対し,短下肢装具で脚長差を整えた状態での立位練習を開始.立位保持が安定したところで歩行練習へのステップアップを試みた. 【結果】粗大運動能力尺度(GMFM):9,粗大運動能力分類システム(GMFCS):レベルⅤ.理学療法再開時,左凸の側彎(Cob角:50°),骨盤左前方回旋位の変形,右股関節後方亜脱臼あり.下肢長は ,SMD右:76㎝,左:79㎝で脚長差3㎝,関節可動域はSLR右:60°,左 :45°,足関節背屈右:0°,左:-5°.立位練習開始時,重心は左下肢 優位で右下肢への荷重が困難で,左下肢反張膝が出現していた.右下肢への荷重を誘導しながら立位練習を繰り返し行うことで,中間位での立位保持が可能となったため,歩行器での歩行練習を開始したが,自発的な下肢振出しは困難であった.そこで,免荷式リフトを使用して歩行練習を行うと,良姿勢での自発的な下肢の振り出しを促すことができ,保護者の希望でもある歩行練習を継続することができた. 【考察】脳性麻痺患者に対する筋力増強練習の重要性が示唆される中、GMFCSレベルⅣ,Ⅴの脳性麻痺児は一般的な抵抗運動が困難な場合が多く,本症例も立位や介助歩行といった運動の中で筋力増強練習を行ってきた.この為,本症例が運動能力を維持していく為には,立位,歩行練習の継続が重要であった.症例は介助歩行を獲得したが,成長に伴い下肢,体幹の変形が出現し,変形した肢位での立位,歩行を学習していたと考えられる.これに加え,入院での長期臥床による筋力低下や変形の増悪,てんかん発作による脳への影響,栄養状態の低下等が重なり,介助歩行が困難となった.変形等の姿勢に対し,短下肢装具で脚長差を整え立位練習を繰返し行うことで,新しい姿勢での立位保持を学習できた.歩行器での歩行練習は,現在の本症例には負荷が大きく困難で,無理に歩行練習を行えば股関節の脱臼や変形の増悪を招く恐れもあった.免荷式リフトを使用して歩行練習を行うことで,適切な負荷量の中で歩行練習が行え,自発的な下肢のステップが出現し,歩行練習を継続することができた. 【倫理的配慮】ヘルシンキ宣言に基づき,対象者には研究の内容を説明した上で同意を得ており,当院の倫理委員会による承認を得た上で実施した.
Author 辻田, 愛恵
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【はじめに】 重度心身障害者は,基礎疾患に加え,成長に伴いさまざまな二次障害を引き起こす場合が多い.本症例においても,二次的障害の影響で運動機能の低下が生じ,これまで...
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