山武長生夷隅ブロックの理学療法士における地域リハビリテーションの現状と課題
【目的】山武長生夷隅ブロックの理学療法士所属施設と自治体との連携状況把握,地域リハビリテーション活動(体操教室・住民向け講習会・地域ケア個別会議等を指す。以下,地域リハ活動)の課題整理,活動に対する取り組みの地域差の検証を目的とした。【方法】当ブロック内施設に所属する理学療法士(責任者向け・会員向け)を対象にアンケート調査を行った。単純集計とクロス集計を用いて,地域リハ活動の内容把握や課題整理などを行った。【結果】アンケート回答率は,責任者31名(70.4%),会員130名(44.2%)であった。課題として地域の問題点が把握出来ない,自治体とのやり取りが上手くいかない,人手不足が挙がった。活動...
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| Published in | 理学療法の科学と研究 Vol. 14; no. 1; pp. 14_67 - 14_72 |
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| Main Authors | , , , , , , , |
| Format | Journal Article |
| Language | Japanese |
| Published |
一般社団法人 千葉県理学療法士会
24.03.2023
千葉県理学療法士会 |
| Subjects | |
| Online Access | Get full text |
| ISSN | 1884-9032 2758-3864 |
| DOI | 10.57476/srpt.14.1_14_67 |
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| Summary: | 【目的】山武長生夷隅ブロックの理学療法士所属施設と自治体との連携状況把握,地域リハビリテーション活動(体操教室・住民向け講習会・地域ケア個別会議等を指す。以下,地域リハ活動)の課題整理,活動に対する取り組みの地域差の検証を目的とした。【方法】当ブロック内施設に所属する理学療法士(責任者向け・会員向け)を対象にアンケート調査を行った。単純集計とクロス集計を用いて,地域リハ活動の内容把握や課題整理などを行った。【結果】アンケート回答率は,責任者31名(70.4%),会員130名(44.2%)であった。課題として地域の問題点が把握出来ない,自治体とのやり取りが上手くいかない,人手不足が挙がった。活動の地域差として山武地域では,他の地域と比較して協働と回答した施設が多かった。【結論】地域リハ活動の情報収集と共有,連携状況の再確認,人材の需要と供給のミスマッチ改善などの必要性が示唆された。 |
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| ISSN: | 1884-9032 2758-3864 |
| DOI: | 10.57476/srpt.14.1_14_67 |