標識と情報板に対する脳計測を用いた臨場感向上手法に関する研究

近年,様々な研究においてドライビングシミュレータ(DS)が使われている.しかし,DS が現在より幅広い研究で使用されるためには更なる臨場感改善が求められる.本研究では,交通安全対策である標識と情報板を評価対象とし,脳計測を用いて情報提示の有無によるドライバへの影響を確認する実験を行った.それにより実車実験環境とDS 実験環境の結果の比較を行い,視覚環境において情報認知の側面から実車実験環境に近いDS 実験環境を再現するための臨場感向上について調べる予定である....

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Published in生産研究 Vol. 69; no. 2; pp. 99 - 101
Main Authors 山本, 浩司, 加藤, 俊徳, 中野, 公彦, 杉町, 敏之, 岡, 徳之, 須田, 義大, 亀岡, 弘之, 吉野, 加容子, 田淵, 義彦, 折野, 好倫, 鄭, 用鉉, 高橋, 秀喜
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 東京大学生産技術研究所 2017
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ISSN0037-105X
1881-2058
DOI10.11188/seisankenkyu.69.99

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Summary:近年,様々な研究においてドライビングシミュレータ(DS)が使われている.しかし,DS が現在より幅広い研究で使用されるためには更なる臨場感改善が求められる.本研究では,交通安全対策である標識と情報板を評価対象とし,脳計測を用いて情報提示の有無によるドライバへの影響を確認する実験を行った.それにより実車実験環境とDS 実験環境の結果の比較を行い,視覚環境において情報認知の側面から実車実験環境に近いDS 実験環境を再現するための臨場感向上について調べる予定である.
ISSN:0037-105X
1881-2058
DOI:10.11188/seisankenkyu.69.99