環境に配慮した効率的な交通行動への変容を促す生活活動情報フィードバックシステムの開発
道路交通からのCO2 排出を削減するため,CO2 の排出状況を地域の一般市民に実感してもらい,環境負荷の低い交通行動を促す仕組みについて報告する.路側カメラやプローブなどから地域の交通状況を断片的に収集し,補間推計により網羅的なCO2 排出状況を算出し,さらに分かりやすく加工・可視化した「生活活動情報」としてWeb 配信する仕組みである.千葉県柏市における社会実験の結果,CO2 排出量8% 削減を概ね達成する可能性を確認することができた....
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Published in | 生産研究 Vol. 67; no. 2; pp. 93 - 98 |
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Main Authors | , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
東京大学生産技術研究所
2015
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Online Access | Get full text |
ISSN | 0037-105X 1881-2058 |
DOI | 10.11188/seisankenkyu.67.93 |
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Summary: | 道路交通からのCO2 排出を削減するため,CO2 の排出状況を地域の一般市民に実感してもらい,環境負荷の低い交通行動を促す仕組みについて報告する.路側カメラやプローブなどから地域の交通状況を断片的に収集し,補間推計により網羅的なCO2 排出状況を算出し,さらに分かりやすく加工・可視化した「生活活動情報」としてWeb 配信する仕組みである.千葉県柏市における社会実験の結果,CO2 排出量8% 削減を概ね達成する可能性を確認することができた. |
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ISSN: | 0037-105X 1881-2058 |
DOI: | 10.11188/seisankenkyu.67.93 |