介護老人保健施設における起立運動負荷を用いた心肺機能評価 集団運動提供時の心肺機能に関するリスク管理の検討

介護老人保健施設で行われている集団運動において,過負荷が生じている可能性がある。入所者を対象に反復起立運動を運動負荷方法に用い,安静時から運動時における心肺機能評価を行った。安静時および安静時から運動時評価項目を設定し,反復起立運動の前後に5分間の安静を保持する測定過程において評価を行った。全対象の11名(45.8%)に問題を認めたことから,集団運動では過負荷が生じている可能性が示唆された。集団運動についても,個々の心肺機能評価に基づく運動の提供が必要と考える。...

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Published in理学療法科学 Vol. 23; no. 1; pp. 1 - 6
Main Authors 秋山, 純和, 上村, さと美
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 理学療法科学学会 2008
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ISSN1341-1667
2434-2807
DOI10.1589/rika.23.1

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Summary:介護老人保健施設で行われている集団運動において,過負荷が生じている可能性がある。入所者を対象に反復起立運動を運動負荷方法に用い,安静時から運動時における心肺機能評価を行った。安静時および安静時から運動時評価項目を設定し,反復起立運動の前後に5分間の安静を保持する測定過程において評価を行った。全対象の11名(45.8%)に問題を認めたことから,集団運動では過負荷が生じている可能性が示唆された。集団運動についても,個々の心肺機能評価に基づく運動の提供が必要と考える。
ISSN:1341-1667
2434-2807
DOI:10.1589/rika.23.1