間質性肺炎のターミナルケア

間質性肺炎は予後不良であることが多く,急性増悪という特異な病態があるため,突然終末期に陥る可能性がある.しかし非癌疾患であるため患者側には予後不良の認識は薄い.終末期に無用の混乱をきたさないように病初期から医療者側と患者側が共通の認識をもつことが大切であり,終末期の呼吸管理や鎮静の方針については事前に十分話し合い,共通の認識をもてるようにすることが重要である....

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Published in日本呼吸ケア・リハビリテーション学会誌 Vol. 21; no. 2; pp. 165 - 168
Main Authors 石原, 英樹, 板東, 千昌, 森下, 裕, 宍戸, 直彦, 松岡, 洋人, 宍戸, 克子, 田村, 和世
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本呼吸ケア・リハビリテーション学会 31.10.2011
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ISSN1881-7319
2189-4760
DOI10.15032/jsrcr.21.2_165

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Summary:間質性肺炎は予後不良であることが多く,急性増悪という特異な病態があるため,突然終末期に陥る可能性がある.しかし非癌疾患であるため患者側には予後不良の認識は薄い.終末期に無用の混乱をきたさないように病初期から医療者側と患者側が共通の認識をもつことが大切であり,終末期の呼吸管理や鎮静の方針については事前に十分話し合い,共通の認識をもてるようにすることが重要である.
ISSN:1881-7319
2189-4760
DOI:10.15032/jsrcr.21.2_165