1.検体の採取と結果の解釈の注意点
臨床検査値は,検査時ばかりでなく,検体サンプリング(1)検体採取のタイミング,(2)検体採取時の条件,(3)検体保存,などにより大きく変動する.検査値の些細な変動を観察する特定診断ばかりでなく,日常診療でも診断を左右する場合も少なくない.感染症診断での偽陰性は患者の予後を左右することもある.臨床検査の検査前変動を正しく理解することが,誤診を防ぐ上で重要である....
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          | Published in | 日本内科学会雑誌 Vol. 97; no. 12; pp. 2892 - 2896 | 
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| Main Author | |
| Format | Journal Article | 
| Language | Japanese | 
| Published | 
            一般社団法人 日本内科学会
    
        2008
     | 
| Subjects | |
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| ISSN | 0021-5384 1883-2083  | 
| DOI | 10.2169/naika.97.2892 | 
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| Summary: | 臨床検査値は,検査時ばかりでなく,検体サンプリング(1)検体採取のタイミング,(2)検体採取時の条件,(3)検体保存,などにより大きく変動する.検査値の些細な変動を観察する特定診断ばかりでなく,日常診療でも診断を左右する場合も少なくない.感染症診断での偽陰性は患者の予後を左右することもある.臨床検査の検査前変動を正しく理解することが,誤診を防ぐ上で重要である. | 
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| ISSN: | 0021-5384 1883-2083  | 
| DOI: | 10.2169/naika.97.2892 |