組織の寿命と未来の時間展望
本稿では,組織がどの程度存続すると予測されるかという意味での組織の寿命と組織構成員が持つ時間展望,とりわけ未来に対する時間展望との関係を検討する.本稿ではまず,この未来の時間展望と組織の寿命との関係について,組織の寿命の長さと組織への依存度によって未来の時間展望が異なりうることを示した上で,戦前から戦後にかけての企業の寿命の変化に応じて未来の時間展望がどのように変化してきたかを論じる....
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Published in | 組織科学 Vol. 56; no. 1; pp. 4 - 16 |
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Main Author | |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
特定非営利活動法人 組織学会
20.09.2022
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Subjects | |
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ISSN | 0286-9713 2187-932X |
DOI | 10.11207/soshikikagaku.20221130-1 |
Cover
Summary: | 本稿では,組織がどの程度存続すると予測されるかという意味での組織の寿命と組織構成員が持つ時間展望,とりわけ未来に対する時間展望との関係を検討する.本稿ではまず,この未来の時間展望と組織の寿命との関係について,組織の寿命の長さと組織への依存度によって未来の時間展望が異なりうることを示した上で,戦前から戦後にかけての企業の寿命の変化に応じて未来の時間展望がどのように変化してきたかを論じる. |
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ISSN: | 0286-9713 2187-932X |
DOI: | 10.11207/soshikikagaku.20221130-1 |