道路事業におけるGISの利活用および事業効果検討

道路事業におけるGISの利活用・事業効果について検討を行った. 利活用については道路管理業務のモデル化を行い, 現行業務の課題やシステム化要望の把握結果を基に, 50程度の業務を支援するシステム構想の検討を行った. 本検討のアウトプットとして, 各事務所でシステム導入する上で参考とするための「GIS利活用ガイドライン (案)」を作成した. 事業効果についてはGIS導入効果としてGISの直接の利用者である事務所職員にとっての利用効果 (業務の効率化) に着眼し, 定量的な効果把握を行った. 算定の結果, 特に「課を超えたシステムの共有を想定した場合」において, その効果は回収期間3年と望ましい結...

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Published in土木情報利用技術論文集 Vol. 13; pp. 53 - 58
Main Authors 関本, 義秀, 竹内, 洋一, 松林, 豊
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益社団法人 土木学会 2004
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ISSN1349-1040
1884-913X
DOI10.2208/journalac2003.13.0_53

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Summary:道路事業におけるGISの利活用・事業効果について検討を行った. 利活用については道路管理業務のモデル化を行い, 現行業務の課題やシステム化要望の把握結果を基に, 50程度の業務を支援するシステム構想の検討を行った. 本検討のアウトプットとして, 各事務所でシステム導入する上で参考とするための「GIS利活用ガイドライン (案)」を作成した. 事業効果についてはGIS導入効果としてGISの直接の利用者である事務所職員にとっての利用効果 (業務の効率化) に着眼し, 定量的な効果把握を行った. 算定の結果, 特に「課を超えたシステムの共有を想定した場合」において, その効果は回収期間3年と望ましい結果となった.
ISSN:1349-1040
1884-913X
DOI:10.2208/journalac2003.13.0_53