アドレノメデュリンは,複数の受容体システム“AM1R,AM2R” を介し,血管・リンパ管の分化と脈管系恒常性を制御する

アドレノメデュリン(AM)は,ヒト褐色細胞腫組織抽出液から同定されたペプチド性生理活性分子である.AMは52個のアミノ酸を有し,分子内のシステイン残基間のジスルフィド結合による6アミノ酸のリング構造と,C末端のアミド化構造が特徴的であり,これらの構造がAMの活性に重要とされている...

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Published in血管 Vol. 39; no. 3; pp. 101 - 105
Main Author 山内, 啓弘
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本心脈管作動物質学会 2016
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ISSN0911-4637
2759-2286
DOI10.60370/jjcircres.39.3_101

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Summary:アドレノメデュリン(AM)は,ヒト褐色細胞腫組織抽出液から同定されたペプチド性生理活性分子である.AMは52個のアミノ酸を有し,分子内のシステイン残基間のジスルフィド結合による6アミノ酸のリング構造と,C末端のアミド化構造が特徴的であり,これらの構造がAMの活性に重要とされている
ISSN:0911-4637
2759-2286
DOI:10.60370/jjcircres.39.3_101