リーメンビューゲルの説明にパンフレットを導入した場合の理解度の検討

装具療法において、装着者自身が装具の目的や装着方法などを正しく理解しておくことは重要で あるが、小児装具の場合は、それが難しくなるため家族の装具への理解が必要となってくる。家族の理 解度を向上させるため、臨床現場では様々な方法が採られているが、パンフレットの導入も有用な手段 と考えられる。そこで、発育性股関節形成不全の治療に用いられるリーメンビューゲルについてのパンフレットを製作し、その有無による理解度の差を数値化し、有用性を検証した。実験によりパンフレットを用いた場合の理解度が高くなったため、今後の活用が期待できる結果となった。...

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Published inPOアカデミージャーナル Vol. 27; no. 3; pp. 195 - 200
Main Authors 木内, 香奈, 松本, 愛, 森脇, 聡子, 廣澤, 佑輔
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益社団法人 日本義肢装具士協会 2019
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ISSN0919-8776
2434-4060
DOI10.32193/jjapo.27.3_195

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Summary:装具療法において、装着者自身が装具の目的や装着方法などを正しく理解しておくことは重要で あるが、小児装具の場合は、それが難しくなるため家族の装具への理解が必要となってくる。家族の理 解度を向上させるため、臨床現場では様々な方法が採られているが、パンフレットの導入も有用な手段 と考えられる。そこで、発育性股関節形成不全の治療に用いられるリーメンビューゲルについてのパンフレットを製作し、その有無による理解度の差を数値化し、有用性を検証した。実験によりパンフレットを用いた場合の理解度が高くなったため、今後の活用が期待できる結果となった。
ISSN:0919-8776
2434-4060
DOI:10.32193/jjapo.27.3_195