心筋梗塞慢性期における日常生活の実態 退院後の日常生活に影響する諸因子について
心筋梗塞発作後、リハを実施し、外来通院中の22名(男19名、女3名)を対象に、現在の生活状況について直接面接法で調査を行った。同時に退院時運動負荷量とカルテを調査した。 退院時最大運動量は社会復帰、予後の指標となり得た。また、退院時、良好な生活を送っていると思われた者においても性生活で問題を認めた。さらに、身体要因ばかりでなく、精神社会的要素も退院後の生活に与える影響が大きかった。これらにより、退院時の体力面への指導に加え、精神心理面への指導の必要性が示唆された。...
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          | Published in | 理学療法のための運動生理 Vol. 1; no. 1; pp. 17 - 24 | 
|---|---|
| Main Author | |
| Format | Journal Article | 
| Language | Japanese | 
| Published | 
            理学療法科学学会
    
        1986
     | 
| Online Access | Get full text | 
| ISSN | 0912-7100 | 
| DOI | 10.1589/rika1986.1.17 | 
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| Summary: | 心筋梗塞発作後、リハを実施し、外来通院中の22名(男19名、女3名)を対象に、現在の生活状況について直接面接法で調査を行った。同時に退院時運動負荷量とカルテを調査した。 退院時最大運動量は社会復帰、予後の指標となり得た。また、退院時、良好な生活を送っていると思われた者においても性生活で問題を認めた。さらに、身体要因ばかりでなく、精神社会的要素も退院後の生活に与える影響が大きかった。これらにより、退院時の体力面への指導に加え、精神心理面への指導の必要性が示唆された。 | 
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| ISSN: | 0912-7100 | 
| DOI: | 10.1589/rika1986.1.17 |