側脳室・第三脳室内腫瘍の手術適応と治療戦略
側脳室に発生する腫瘍としては, 中枢性神経細胞腫, 上衣腫, 上衣下腫, 脈絡叢乳頭腫, 上衣下巨細胞性星細胞腫, 髄膜腫, コロイド囊胞などの囊胞性疾患などがある. 第三脳室腫瘍としては, 胚細胞腫, 毛様性星細胞腫, 頭蓋咽頭腫, 脊索腫様膠腫, 松果体腫瘍などが代表的疾患である. これらの腫瘍に対する治療は, 腫瘍の組織型に応じた治療戦略が必要であり, 代表的な疾患に対して, 手術適応, 治療戦略, 問題点について, 最近の文献を踏まえて解説した....
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          | Published in | 脳神経外科ジャーナル Vol. 28; no. 8; pp. 491 - 498 | 
|---|---|
| Main Author | |
| Format | Journal Article | 
| Language | Japanese | 
| Published | 
            日本脳神経外科コングレス
    
        2019
     | 
| Subjects | |
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| ISSN | 0917-950X 2187-3100  | 
| DOI | 10.7887/jcns.28.491 | 
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| Summary: | 側脳室に発生する腫瘍としては, 中枢性神経細胞腫, 上衣腫, 上衣下腫, 脈絡叢乳頭腫, 上衣下巨細胞性星細胞腫, 髄膜腫, コロイド囊胞などの囊胞性疾患などがある. 第三脳室腫瘍としては, 胚細胞腫, 毛様性星細胞腫, 頭蓋咽頭腫, 脊索腫様膠腫, 松果体腫瘍などが代表的疾患である. これらの腫瘍に対する治療は, 腫瘍の組織型に応じた治療戦略が必要であり, 代表的な疾患に対して, 手術適応, 治療戦略, 問題点について, 最近の文献を踏まえて解説した. | 
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| ISSN: | 0917-950X 2187-3100  | 
| DOI: | 10.7887/jcns.28.491 |