予防医学教育におけるFamily Health Practiceの導入と展開
社会的要請としてヘルス・ケアの変革が強まるなかで,医学教育の方法論や体系も変化を余儀無くされ,新しい教育実践の試行が積み重ねられつつある. この動向は,予防医学教育のあり方にも,大きな影響を与えており,とくにコミュニティを教育基盤においたアプローチが積極的意義をもつ.さらに臨床医学と予防医学の統一的理解を育てる場として,'生物・心理・社会複合体'としての家庭を対象とするProblem-Oriented Family Health Practiceの教育実践について紹介した. 本研究は,1983年度医学教育振興財団研究助成を得て行われた....
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| Published in | 医学教育 Vol. 16; no. 5; pp. 384 - 393 |
|---|---|
| Main Authors | , , , , , , |
| Format | Journal Article |
| Language | Japanese |
| Published |
日本医学教育学会
1985
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| Subjects | |
| Online Access | Get full text |
| ISSN | 0386-9644 2185-0453 |
| DOI | 10.11307/mededjapan1970.16.384 |
Cover
| Summary: | 社会的要請としてヘルス・ケアの変革が強まるなかで,医学教育の方法論や体系も変化を余儀無くされ,新しい教育実践の試行が積み重ねられつつある. この動向は,予防医学教育のあり方にも,大きな影響を与えており,とくにコミュニティを教育基盤においたアプローチが積極的意義をもつ.さらに臨床医学と予防医学の統一的理解を育てる場として,'生物・心理・社会複合体'としての家庭を対象とするProblem-Oriented Family Health Practiceの教育実践について紹介した. 本研究は,1983年度医学教育振興財団研究助成を得て行われた. |
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| ISSN: | 0386-9644 2185-0453 |
| DOI: | 10.11307/mededjapan1970.16.384 |