Cefroxadine (CGP-9000) の臨床的研究

• Published in: CHEMOTHERAPY Vol. 28; no. Supplement3; pp. 152 - 157
• Main Authors: 武部, 和夫, 貴田岡, 正史, 斉藤, 広志, 柏村, 英明, 増田, 光男, 熊坂, 義裕, 平井, 一郎, 今村, 憲市, 坂倉, 宗樹, 工藤, 幹彦, 松橋, 昭夫, 藤岡, 讓
• Format: Journal Article
• Language: Japanese
• Published: 公益社団法人 日本化学療法学会 1980
• ISSN: 0009-3165; 1884-5894
• DOI: 10.11250/chemotherapy1953.28.Supplement3_152

経口用Cephalosporin系抗生剤Cefroxadine (CGP-9000, CXD) について, 臨床的検討を行い以下の結果を得た。 本剤の臨床的効果の検討については, 肺炎19例, 急性気管支炎2例, 急性扁桃炎6例, 尿路感染症5例の計23例について行った。その結果, 6例は著, 17例は有効で奔り, 有効率は100%であった。本剤は肺炎, 急性気管支炎, 急性扁桃炎そして尿路感染症に対して臨床的効果が充分期待出来る薬剤である。 また, 副作用については, 本剤を3日間以上投与した32例について検討し, 発疹が1例, GOT・GPTの上昇が2例, A1-Pの上昇が1例に認められた。