値グラフを用いた命令言語のための型推論アルゴリズムの提案

命令言語のための多相型推論アルゴリズムは,Tofte により提案され,現在では,Standard ML として実用化されている.しかし,Tofte が提案した型推論アルゴリズムは,多相型に対しての制約が厳しい.その理由は,プログラムを最初から推論するアルゴリズムにあると考えられる.我々は,コンパイラの最適化処理に用いられる値グラフを用いることにより,この制約を緩和する多相型推論アルゴリズムを提案する....

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Published in日本ソフトウェア科学会大会講演論文集 p. 1E1
Main Author 児玉, 靖司
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本ソフトウェア科学会 2002
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ISSN1349-3515
DOI10.11309/jssstconference.19.0.1E1.0

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Summary:命令言語のための多相型推論アルゴリズムは,Tofte により提案され,現在では,Standard ML として実用化されている.しかし,Tofte が提案した型推論アルゴリズムは,多相型に対しての制約が厳しい.その理由は,プログラムを最初から推論するアルゴリズムにあると考えられる.我々は,コンパイラの最適化処理に用いられる値グラフを用いることにより,この制約を緩和する多相型推論アルゴリズムを提案する.
Bibliography:1E-1
ISSN:1349-3515
DOI:10.11309/jssstconference.19.0.1E1.0