光ビート法による高精度・迅速Brillouin散乱観察(実験技術)
媒質中のさまざまな揺らぎのダイナミクスを調べる手法に光散乱分光がある.本稿では,光ビート分光を用いた散乱光スペクトルの解析手法について,特にBrillouin散乱測定を中心にその光学系と測定装置の実際を紹介する.また最近,測定感度の向上に伴い気体・固体中のフォノン測定が可能になり,フォノン共鳴による高精度音速測定やms時間分解能の迅速測定も実現された.これらの新しい手法についても解説する....
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| Published in | 日本物理学会誌 Vol. 65; no. 1; pp. 10 - 16 |
|---|---|
| Main Authors | , , |
| Format | Journal Article |
| Language | Japanese |
| Published |
一般社団法人 日本物理学会
05.01.2010
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| Online Access | Get full text |
| ISSN | 0029-0181 2423-8872 |
| DOI | 10.11316/butsuri.65.1_10 |
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| Summary: | 媒質中のさまざまな揺らぎのダイナミクスを調べる手法に光散乱分光がある.本稿では,光ビート分光を用いた散乱光スペクトルの解析手法について,特にBrillouin散乱測定を中心にその光学系と測定装置の実際を紹介する.また最近,測定感度の向上に伴い気体・固体中のフォノン測定が可能になり,フォノン共鳴による高精度音速測定やms時間分解能の迅速測定も実現された.これらの新しい手法についても解説する. |
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| ISSN: | 0029-0181 2423-8872 |
| DOI: | 10.11316/butsuri.65.1_10 |