微小な膜厚不均一性がダイレクタ分布に与える影響
液晶セルの微小な膜厚の不均一性がダイレクタ配向に与える影響を、電場印加重水素化核磁気共鳴(DNMR)分光法を用いて調べた。磁場方向に配向した液晶ダイレクタ(5CB)は、印加電場の増加により電場方向へと回転する。磁場と電場の成す角の増加に伴い、ダイレクタ配向分布は、均一配向から不均一配向分布へと遷移する。この配向分布の変化は、膜厚不均一性に依存することを明らかにした。...
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          | Published in | 日本液晶学会討論会講演予稿集 p. 143 | 
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| Main Author | |
| Format | Journal Article | 
| Language | Japanese | 
| Published | 
            一般社団法人 日本液晶学会
    
        2007
     | 
| Subjects | |
| Online Access | Get full text | 
| ISSN | 1880-3490 2432-5988  | 
| DOI | 10.11538/ekitou.2007.0.143.0 | 
Cover
| Summary: | 液晶セルの微小な膜厚の不均一性がダイレクタ配向に与える影響を、電場印加重水素化核磁気共鳴(DNMR)分光法を用いて調べた。磁場方向に配向した液晶ダイレクタ(5CB)は、印加電場の増加により電場方向へと回転する。磁場と電場の成す角の増加に伴い、ダイレクタ配向分布は、均一配向から不均一配向分布へと遷移する。この配向分布の変化は、膜厚不均一性に依存することを明らかにした。 | 
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| Bibliography: | PA08 | 
| ISSN: | 1880-3490 2432-5988  | 
| DOI: | 10.11538/ekitou.2007.0.143.0 |