拡張現実を用いた作品に対するコメントを共有することによる対話型美術鑑賞の支援

美術鑑賞の方法論の一つである対話型鑑賞は、現在、様々な美術館や多くの学校で実践されている鑑賞法である。本研究では、拡張現実を活用したスマートフォンアプリケーションにより、対話型鑑賞体験を通じた学習効果の向上を図る美術鑑賞支援システムを構築した。本システムは、Eコマースプラットフォームにおけるレコメンデーション機能の概念を実空間の美術作品に適用することにより、従来の美術館体験を拡張する新たな鑑賞モデルの確立を目指す。本稿では、対話型美術鑑賞を支援するスマートフォンアプリケーションの設計思想および実装方法論について論じる。...

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Bibliographic Details
Published in美術による学び Vol. 6; no. 1; pp. 1 - 17
Main Authors 飛田 博章, 山川 美咲, 小島 瑛里子, 渡辺 光太郎
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本・美術による学び学会 14.07.2025
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ISSN2435-6573
DOI10.34495/artmanabi.202501

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Summary:美術鑑賞の方法論の一つである対話型鑑賞は、現在、様々な美術館や多くの学校で実践されている鑑賞法である。本研究では、拡張現実を活用したスマートフォンアプリケーションにより、対話型鑑賞体験を通じた学習効果の向上を図る美術鑑賞支援システムを構築した。本システムは、Eコマースプラットフォームにおけるレコメンデーション機能の概念を実空間の美術作品に適用することにより、従来の美術館体験を拡張する新たな鑑賞モデルの確立を目指す。本稿では、対話型美術鑑賞を支援するスマートフォンアプリケーションの設計思想および実装方法論について論じる。
ISSN:2435-6573
DOI:10.34495/artmanabi.202501