派遣者教育プログラムの立ち上げ

プライマリケアにおける災害支援の研修は, 様々なものが存在するが, 多くはトリアージなどの災害発生初期の対応, ACLSなどの特定の急性期の臨床技能などを主な目標としており, 災害亜急性期, 慢性期における継続的な支援を念頭に置いたものは少ない. また災害支援の一側面 (こころのケアなど) に焦点を置いたものが多く, 包括的な研修は多くない. 1) 一方でWorld Association for Disaster and Emergency Medicineは災害研修に関わる勧告の中で, 多職種による包括的な研修の重要性を強調している. 2)...

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Published in日本プライマリ・ケア連合学会誌 Vol. 34; no. 2; pp. 147 - 150
Main Authors 山下, 大輔, 若林, 英樹
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本プライマリ・ケア連合学会 2011
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ISSN2185-2928
2187-2791
DOI10.14442/generalist.34.147

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Summary:プライマリケアにおける災害支援の研修は, 様々なものが存在するが, 多くはトリアージなどの災害発生初期の対応, ACLSなどの特定の急性期の臨床技能などを主な目標としており, 災害亜急性期, 慢性期における継続的な支援を念頭に置いたものは少ない. また災害支援の一側面 (こころのケアなど) に焦点を置いたものが多く, 包括的な研修は多くない. 1) 一方でWorld Association for Disaster and Emergency Medicineは災害研修に関わる勧告の中で, 多職種による包括的な研修の重要性を強調している. 2)
ISSN:2185-2928
2187-2791
DOI:10.14442/generalist.34.147