症例 特発性心室性頻拍症の手術的根治

薬剤抵抗性であった特発性心室性頻拍症の13歳男児例において,プログラム刺激,心内膜マッピングなどの術前電気生理学的検査により右室流出路における小範囲のリエントリーによる心室性頻拍症と診断し,術中,心表面マッピングに基づき最早期興奮部位を見出し,この部の心筋の切除およびcryosurgeryによる心内膜の凍結を施行し,根治せしめることに成功した....

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Published in心臓 Vol. 13; no. 4; pp. 478 - 484
Main Authors 佐藤, 博文, 土屋, 和弘, 永沼, 万寿喜, 平野, 誠, 向井, 恵一, 小池, 一行, 岩, 喬, 小林, 弘明
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益財団法人 日本心臓財団 1981
Subjects
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ISSN0586-4488
2186-3016
DOI10.11281/shinzo1969.13.4_478

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Summary:薬剤抵抗性であった特発性心室性頻拍症の13歳男児例において,プログラム刺激,心内膜マッピングなどの術前電気生理学的検査により右室流出路における小範囲のリエントリーによる心室性頻拍症と診断し,術中,心表面マッピングに基づき最早期興奮部位を見出し,この部の心筋の切除およびcryosurgeryによる心内膜の凍結を施行し,根治せしめることに成功した.
ISSN:0586-4488
2186-3016
DOI:10.11281/shinzo1969.13.4_478