形成外科における陰圧閉鎖療法(NPWT)の現状と進歩
形成外科の領域では,NPWT が広く利用される以前は皮弁術などによる治療,あるいは保存的治療が主であったが,NPWTの導入により治療期間の短縮や低侵襲な創傷治療を目指すことができるようになった。われわれ形成外科医は創傷外科医であると同時に再建外科医でもあることから,外傷や軟部組織感染症,術後創部感染症に対して初療の時点で最終的な治癒への道筋を思い描きながら治療計画を立てている。本稿ではそのストラテジーについて概要を述べる。...
        Saved in:
      
    
          | Published in | 日本外科感染症学会雑誌 Vol. 17; no. 1; pp. 20 - 26 | 
|---|---|
| Main Authors | , , , , | 
| Format | Journal Article | 
| Language | Japanese | 
| Published | 
            一般社団法人 日本外科感染症学会
    
        29.02.2020
     | 
| Subjects | |
| Online Access | Get full text | 
| ISSN | 1349-5755 2434-0103  | 
| DOI | 10.24679/gekakansen.17.1_20 | 
Cover
| Summary: | 形成外科の領域では,NPWT が広く利用される以前は皮弁術などによる治療,あるいは保存的治療が主であったが,NPWTの導入により治療期間の短縮や低侵襲な創傷治療を目指すことができるようになった。われわれ形成外科医は創傷外科医であると同時に再建外科医でもあることから,外傷や軟部組織感染症,術後創部感染症に対して初療の時点で最終的な治癒への道筋を思い描きながら治療計画を立てている。本稿ではそのストラテジーについて概要を述べる。 | 
|---|---|
| ISSN: | 1349-5755 2434-0103  | 
| DOI: | 10.24679/gekakansen.17.1_20 |