筋萎縮性側索硬化症患者とのコミュニケーション 共有体験を通して

• Published in: 昭和病院雑誌 Vol. 3; no. 1; pp. 6 - 9
• Main Authors: 春藤, 志津江, 新田, 豊美
• Format: Journal Article
• Language: Japanese
• Published: 医療法人茜会 昭和病院 2006
• Subjects: メタコミュニケーション
• ISSN: 1880-1528; 1880-151X
• DOI: 10.11163/akanekai.3.6

全国には筋萎縮性側索硬化症（以下ALS）患者が6646人（平成14年厚生労働省調べ）存在し、年々増加傾向にある。今回、共に活動を経験する中で得られたメタコミュニケーションの重要性を確認する事が出来た事例を報告する。メタコミュニケーションを実施する事で、患者の情緒を安定させ、不安を取り除く事が出来た。特にナースコールの回数に大きな変化が見られ、一日１００回程度から、最終的には一日２０回に減少した。