低温焼成型クリンカーを使用した高炉セメントB種の諸物性

セメント産業はエネルギー多消費型産業であり、環境保護の観点から省エネルギー技術の開発が求められている。本研究では、実機キルンで焼成した低温焼成型クリンカーを使用して実機により試製した高炉セメントB種のセメント、モルタルおよびコンクリート性状に関して、普通ポルトランドセメントクリンカーを使用した場合の高炉セメントB種と比較を行った。その結果、低温焼成型クリンカーを使用した場合の高炉セメントB種の諸性状は普通ポルトランドセメントクリンカーを使用した場合と概ね同等の性状を示した。...

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Published inセメント・コンクリート論文集 Vol. 71; no. 1; pp. 302 - 307
Main Authors 茶林, 敬司, 加藤, 弘義, 新見, 龍男
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 セメント協会 2017
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ISSN0916-3182
2187-3313
DOI10.14250/cement.71.302

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Summary:セメント産業はエネルギー多消費型産業であり、環境保護の観点から省エネルギー技術の開発が求められている。本研究では、実機キルンで焼成した低温焼成型クリンカーを使用して実機により試製した高炉セメントB種のセメント、モルタルおよびコンクリート性状に関して、普通ポルトランドセメントクリンカーを使用した場合の高炉セメントB種と比較を行った。その結果、低温焼成型クリンカーを使用した場合の高炉セメントB種の諸性状は普通ポルトランドセメントクリンカーを使用した場合と概ね同等の性状を示した。
ISSN:0916-3182
2187-3313
DOI:10.14250/cement.71.302