活用できるピアノ奏法 コードネームを用いたピアノ演奏法の実践と考察

保育者養成校における「音楽」の授業で学生が習得することが望まれる様々な項目の中にピアノ奏がある。本学ではピアノ実技を通してピアノ演奏の基礎技術を習得し、その技能を高めることにより保育・幼児教育の現場に即応実践力を養い高めることを目標においている。ピアノ演奏技術の習得においては既成の楽曲を弾く演奏技能を高めるだけではなく、弾き歌い、伴奏法、連弾奏、即興演奏等多様な手法を学ぶことで「活用できるピアノ奏法」が身につき保育の現場での実践力となる。音楽専門家教育ではない部分でこそ多様な演奏手法を習得することでピアノ演奏の面白さを知り積極的に演奏する機会が増えてより音楽の楽しさを味わうこととなると考える。...

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Published in夙川学院短期大学教育実践研究紀要 Vol. 2018; no. 12; pp. 12 - 26
Main Author 井本, 英子
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 学校法人 夙川学院 夙川学院短期大学 2018
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ISSN1883-5996
2433-7552
DOI10.24668/shukulibfd.2018.12_12

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Summary:保育者養成校における「音楽」の授業で学生が習得することが望まれる様々な項目の中にピアノ奏がある。本学ではピアノ実技を通してピアノ演奏の基礎技術を習得し、その技能を高めることにより保育・幼児教育の現場に即応実践力を養い高めることを目標においている。ピアノ演奏技術の習得においては既成の楽曲を弾く演奏技能を高めるだけではなく、弾き歌い、伴奏法、連弾奏、即興演奏等多様な手法を学ぶことで「活用できるピアノ奏法」が身につき保育の現場での実践力となる。音楽専門家教育ではない部分でこそ多様な演奏手法を習得することでピアノ演奏の面白さを知り積極的に演奏する機会が増えてより音楽の楽しさを味わうこととなると考える。本稿ではピアノ奏におけるコード奏(伴奏部分はコードネームを標として自分で和音を付けて演奏する)に着目しその習得の実践からコード奏の指導内容を考察する。
ISSN:1883-5996
2433-7552
DOI:10.24668/shukulibfd.2018.12_12