意識レベルが低く便秘症状を有する高齢患者への温罨法効果の検討 ブリストル便形スケールと日本語版便秘評価尺度による分析
便秘症状を有し活動レベルが著しく低い高齢患者 (平均年齢84±10歳) 25名 (男性4名，女性21名) を対象に，下腹部への長時間温罨法による湿熱加温刺激の影響と便通改善の有効性を検討する目的で，温罨法介入前後の便通状態と下剤使用量，浣腸 ・ 摘便の回数，バイタルサインの変化を測定した．温罨法には蒸気温熱シート (めぐりズム蒸気温熱パワー®肌に貼るシート : 花王株式会社製) を使用し，1日6.7±0.7時間の温罨法を7日間連続貼用した．便通状態の評価には『ブリストル便形スケール』と『日本語版便秘評価尺度 (CAS-ST版) 』を使用し介入前後の比較を行った．その結果，介入前後における便形ス...
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| Published in | 日本看護技術学会誌 Vol. 11; no. 3; pp. 28 - 34 |
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| Main Authors | , , |
| Format | Journal Article |
| Language | Japanese |
| Published |
日本看護技術学会
20.01.2013
|
| Subjects | |
| Online Access | Get full text |
| ISSN | 1349-5429 2423-8511 |
| DOI | 10.18892/jsnas.11.3_28 |
Cover
| Abstract | 便秘症状を有し活動レベルが著しく低い高齢患者 (平均年齢84±10歳) 25名 (男性4名，女性21名) を対象に，下腹部への長時間温罨法による湿熱加温刺激の影響と便通改善の有効性を検討する目的で，温罨法介入前後の便通状態と下剤使用量，浣腸 ・ 摘便の回数，バイタルサインの変化を測定した．温罨法には蒸気温熱シート (めぐりズム蒸気温熱パワー®肌に貼るシート : 花王株式会社製) を使用し，1日6.7±0.7時間の温罨法を7日間連続貼用した．便通状態の評価には『ブリストル便形スケール』と『日本語版便秘評価尺度 (CAS-ST版) 』を使用し介入前後の比較を行った．その結果，介入前後における便形スケール，便秘評価尺度，排便回数の有意な変化が示され，意識状態や活動レベルの低い高齢患者においても長時間の湿熱加温は便秘症状の改善に有効であることが確認された．また，収縮期血圧の有意な低下と拡張期血圧の減少傾向からリラクゼーション効果の可能性，皮膚および循環器系への影響のないことから長時間の継続的な本温罨法の安全性も示唆された．便形スケールは被験者の主観的情報が得られない場合でも便通状態の判定に有用であることが示唆された．今後の課題として，被験者からの主観的データが得られない場合においても客観的評価が可能となる評価方法の検討や尺度開発が必要と思われる． |
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| AbstractList | 便秘症状を有し活動レベルが著しく低い高齢患者 (平均年齢84±10歳) 25名 (男性4名，女性21名) を対象に，下腹部への長時間温罨法による湿熱加温刺激の影響と便通改善の有効性を検討する目的で，温罨法介入前後の便通状態と下剤使用量，浣腸 ・ 摘便の回数，バイタルサインの変化を測定した．温罨法には蒸気温熱シート (めぐりズム蒸気温熱パワー®肌に貼るシート : 花王株式会社製) を使用し，1日6.7±0.7時間の温罨法を7日間連続貼用した．便通状態の評価には『ブリストル便形スケール』と『日本語版便秘評価尺度 (CAS-ST版) 』を使用し介入前後の比較を行った．その結果，介入前後における便形スケール，便秘評価尺度，排便回数の有意な変化が示され，意識状態や活動レベルの低い高齢患者においても長時間の湿熱加温は便秘症状の改善に有効であることが確認された．また，収縮期血圧の有意な低下と拡張期血圧の減少傾向からリラクゼーション効果の可能性，皮膚および循環器系への影響のないことから長時間の継続的な本温罨法の安全性も示唆された．便形スケールは被験者の主観的情報が得られない場合でも便通状態の判定に有用であることが示唆された．今後の課題として，被験者からの主観的データが得られない場合においても客観的評価が可能となる評価方法の検討や尺度開発が必要と思われる． |
| Author | 細野, 恵子 堀岡, 恒子 久光, 雅美 |
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| Copyright | 2013 日本看護技術学会 |
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| EISSN | 2423-8511 |
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| ISSN | 1349-5429 |
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| Issue | 3 |
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| PublicationDecade | 2010 |
| PublicationTitle | 日本看護技術学会誌 |
| PublicationYear | 2013 |
| Publisher | 日本看護技術学会 |
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| References | 山下美智代, 佐藤みつ子 (2009): 眼部温罨法によるリラクセーション効果に関する研究, 看護教育研究学会誌, 1(2), 15-25. 河内伸浩, 岩瀬敏, 高田宗樹, 他 (2002): 腹部温罨法が便秘を訴える若年女子の胃電図に及ぼす影響, 自律神経, 39(5),433-437. 菱沼典子, 平松則子, 春日美香子, 他 (1997): 熱布による腰背部温罨法が腸音に及ぼす影響, 日本看護科学学会誌, 17(1), 32-39. 川島みどり (1977): 目で見る患者援助の基本, 118-123, 医学書院, 東京. 塚原貴子, 人見裕江, 深井喜代子 (1994): 健康成人の便秘評価 ─日本語版便秘評価尺度による検討─, 川崎医療短期大学紀要, 14(1), 35-38. Nagashima Y., Oda H., Igaki M., et al. (2005b): Application ofheat and steam generating sheets to the human body (Ⅱ)Physiological responses of the sheet applied to theabdominal region, Jpn. J. Physiol., 55(Suppl), S189. 松浦康之, 岩瀬敏, 高田宗樹, 他 (2003): 連続腹部温罨法が便秘を主訴とする若年女性の胃電図に及ぼす影響, 自律神経,40(4), 406-411. McMillan,S,C., Williams,F,A. (1989): Validity and reliability ofthe constipation assessment scale, Cancer Nursing, 12(3), 183-188. Nagashima Y., Oda H., Igaki M., et al. (2006): Application ofheat and steam generating sheets to the lumbar orabdominal region affects autonomic nerve activity.Autonomic Neuroscience : Basic and Clinical 126-127, 68-71. 平野晴美, 畠山かづみ, 伊藤恵理子 (2003): 温罨法による便秘傾向緩和への援助 ─ホットパックを使用した腰背部温罨法による股関節術後患者の便秘傾向緩和への援助─, 整形外科看護, 8(9), 819-824. 菱沼典子, 香春知永, 横山美樹, 他 (2000): 熱布による腰背部温罨法の排ガス ･ 排便に対する臨床効果, 聖路加看護学会誌, 4(1), 30-35. Nagashima Y., Oda H., Igaki M., et al. (2005a): Increase inperipheral blood flow and production of parasympatheticpredominance by the application of steam thermal sheets tothe hips, J. Pharmacol. Sci., 97(SupplⅠ), 174. 人見裕江, 塚原貴子, 中西啓子, 他 (1996): 飲水負荷が健康成人の排便習慣に及ぼす影響 ─日本語版便秘評価尺度と便形評価尺度による検討─, 川崎医療福祉学会誌, 6(1), 91-98. 津崎郁弥, 佐藤容子, 蕨野仁美 (2011): 臥床状態におかれている患者の便秘症状に及ぼす影響 ─腰背部温罨法を用いて─, 日本看護学会論文集 ; 老年看護, 41(1), 175-178. 井垣通人, 永嶋義直, 山崎好美, 他 (2007): 便通不調のある中高年女性の蒸気温熱シートの腹部適用による症状緩和, 日本看護技術学会誌, 6(2), 12-17. O' Donnel L. JD, Virjee J, Heaton KW (1990): Detection ofpseudodiarrhoea by simple clinical assessment of intestinaltransit rate, Br. Med. J., 300, 439-440. 細野恵子, 荒井優気, 留畑寿美江, 他 (2007a): 便秘症の女子学生に対する温罨法の効用, 臨床体温, 25(1), 30-33. 渡邉竜二 (2008): 精神疾患をもつ高齢者に温罨法を用いての排便調整「自家製ホットパック」を用い自然排便ですっきり ･ 快感, 日本精神科看護学会誌, 51(3), 266-270. 西村咲子, 浜詰範子, 浜下幸子, 他 (1989): 便秘, 腹部膨満のある患者への援助 ─ヨモギ液, ハッカ油による腰背部温罨法の効果─, 看護技術, 35(13), 1577-1580. 金子小百合, 高橋久美子, 佐藤友美 (2011): 腰椎術後患者の排便に対する腹部温罨法の効果, 日本看護学会論文集 : 成人看護, 41(1), 57-60. 塚越みどり, 菱沼典子 (1999): 熱布による背部温罨法が自律神経活動, 背部皮膚温に及ぼす影響, 聖路加看護学会誌, 3(1), 11-18. 深井喜代子, 塚原貴子, 人見裕江 (1995b): 日本語版便秘評価尺度を用いた高齢者の便秘評価, 看護研究, 28(3), 33-40. 細野恵子, 留畑寿美江, 荒井優気, 他 (2007c): 女子学生の月経痛緩和に対する温罨法の効用, 臨床体温, 25(1), 30-33. Fukai k., Hitomi H., Tsukahara T. (1995): 老人における便通習慣に水分摂取が及ぼす影響, Kawasaki Journal ofMedical Welfare, 1(1), 109-115. 岩崎眞弓, 野村志保子 (2005): 局所温罨法によるリラクゼーション効果の検討 ─温罨法と足浴が身体に及ぼす影響の比較検討より─, 日本看護研究学会雑誌, 28(1), 33-43. 大西智恵, 有馬葉子, 森花美絵, 他 (2004): 腹部温罨法の腸蠕動運動促進への有効性 ─全身麻酔下で開腹手術を受けた患者27名にジェル熱気を使用して─, 奈良県立三室病院看護学雑誌, 20(2), 34-36. 深井喜代子, 山口三重子, 谷原政江, 他 (1997): 日本語版便秘評価尺度による小学生の便秘評価, 日本看護研究学会雑誌, 20(1), 57-63. 氏家幸子 (1982): 罨法, 基礎看護技術 (第1版), 446-452, 医学書院, 東京. 菱沼典子, 山崎好美, 井垣通人 (2010): 腰部温罨法の便秘の症状緩和への効果, 日本看護技術学会誌, 9(3), 4-10. 穴吹亮典, 土岐弘美 (2011): 排便障害を改善させるアプローチと患者の負担度, 香川県看護学会誌, 2(1), 1-4. 細野恵子, 岩元純 (2007b): 温熱シートによる長時間温罨法が若年女性の便秘症状に及ぼす影響, 名寄市立大学紀要, 1(1), 31-34. 深井喜代子, 杉田明子, 田中美穂 (1995a): 日本語版便秘評価尺度の検討, 看護研究, 28(3), 25-31. 井垣通人, 永嶋義直, 菱沼典子 (2009): 便通不調のある中高年女性の蒸気温熱シートの腰部適用による症状緩和, 日本看護技術学会誌, 8(2), 29-36. 田端孝枝, 久保久美子, 金沢久美子, 他 (2002): 急性期における心疾患患者の自然排便を図る ─腰部温罨法にホットクールゾルを用いて─, 十和田市立中央病院研究誌, 16(1),40-43. 深井喜代子, 阪本みどり, 田中美穂 (1996): 水又は運動負荷と温罨法の健康女性の腸音に及ぼす影響, 川崎医療福祉学会誌, 6(1), 99-106. 縄秀志 (2006): 術後患者の回復過程における腰背部温罨法ケアモデルの構築, 日本看護技術学会誌, 5(2), 12-20. 細野恵子 (2010): 便秘症状を有する女子学生への蒸気温熱シートによる加温効果 ─便症状秘評価尺度と便形スケールによる検討, 名寄市立大学紀要, 4(1), 1-6. 加賀澤肇, 中野渡あい子, 小笠原常利, 他 (2006): 抗精神病薬服用による便秘患者に対する腰背部温罨法の効果, 十和田市立中央病院研究誌, 19(1), 20-22. |
| References_xml | – reference: 津崎郁弥, 佐藤容子, 蕨野仁美 (2011): 臥床状態におかれている患者の便秘症状に及ぼす影響 ─腰背部温罨法を用いて─, 日本看護学会論文集 ; 老年看護, 41(1), 175-178. – reference: 金子小百合, 高橋久美子, 佐藤友美 (2011): 腰椎術後患者の排便に対する腹部温罨法の効果, 日本看護学会論文集 : 成人看護, 41(1), 57-60. – reference: 加賀澤肇, 中野渡あい子, 小笠原常利, 他 (2006): 抗精神病薬服用による便秘患者に対する腰背部温罨法の効果, 十和田市立中央病院研究誌, 19(1), 20-22. – reference: 渡邉竜二 (2008): 精神疾患をもつ高齢者に温罨法を用いての排便調整「自家製ホットパック」を用い自然排便ですっきり ･ 快感, 日本精神科看護学会誌, 51(3), 266-270. – reference: 深井喜代子, 杉田明子, 田中美穂 (1995a): 日本語版便秘評価尺度の検討, 看護研究, 28(3), 25-31. – reference: McMillan,S,C., Williams,F,A. (1989): Validity and reliability ofthe constipation assessment scale, Cancer Nursing, 12(3), 183-188. – reference: O' Donnel L. JD, Virjee J, Heaton KW (1990): Detection ofpseudodiarrhoea by simple clinical assessment of intestinaltransit rate, Br. Med. J., 300, 439-440. – reference: Nagashima Y., Oda H., Igaki M., et al. (2005a): Increase inperipheral blood flow and production of parasympatheticpredominance by the application of steam thermal sheets tothe hips, J. Pharmacol. Sci., 97(SupplⅠ), 174. – reference: Fukai k., Hitomi H., Tsukahara T. (1995): 老人における便通習慣に水分摂取が及ぼす影響, Kawasaki Journal ofMedical Welfare, 1(1), 109-115. – reference: 縄秀志 (2006): 術後患者の回復過程における腰背部温罨法ケアモデルの構築, 日本看護技術学会誌, 5(2), 12-20. – reference: 塚越みどり, 菱沼典子 (1999): 熱布による背部温罨法が自律神経活動, 背部皮膚温に及ぼす影響, 聖路加看護学会誌, 3(1), 11-18. – reference: 菱沼典子, 香春知永, 横山美樹, 他 (2000): 熱布による腰背部温罨法の排ガス ･ 排便に対する臨床効果, 聖路加看護学会誌, 4(1), 30-35. – reference: Nagashima Y., Oda H., Igaki M., et al. (2005b): Application ofheat and steam generating sheets to the human body (Ⅱ)Physiological responses of the sheet applied to theabdominal region, Jpn. J. Physiol., 55(Suppl), S189. – reference: 深井喜代子, 山口三重子, 谷原政江, 他 (1997): 日本語版便秘評価尺度による小学生の便秘評価, 日本看護研究学会雑誌, 20(1), 57-63. – reference: 西村咲子, 浜詰範子, 浜下幸子, 他 (1989): 便秘, 腹部膨満のある患者への援助 ─ヨモギ液, ハッカ油による腰背部温罨法の効果─, 看護技術, 35(13), 1577-1580. – reference: 山下美智代, 佐藤みつ子 (2009): 眼部温罨法によるリラクセーション効果に関する研究, 看護教育研究学会誌, 1(2), 15-25. – reference: 穴吹亮典, 土岐弘美 (2011): 排便障害を改善させるアプローチと患者の負担度, 香川県看護学会誌, 2(1), 1-4. – reference: 細野恵子, 荒井優気, 留畑寿美江, 他 (2007a): 便秘症の女子学生に対する温罨法の効用, 臨床体温, 25(1), 30-33. – reference: 河内伸浩, 岩瀬敏, 高田宗樹, 他 (2002): 腹部温罨法が便秘を訴える若年女子の胃電図に及ぼす影響, 自律神経, 39(5),433-437. – reference: 深井喜代子, 塚原貴子, 人見裕江 (1995b): 日本語版便秘評価尺度を用いた高齢者の便秘評価, 看護研究, 28(3), 33-40. – reference: 井垣通人, 永嶋義直, 山崎好美, 他 (2007): 便通不調のある中高年女性の蒸気温熱シートの腹部適用による症状緩和, 日本看護技術学会誌, 6(2), 12-17. – reference: 塚原貴子, 人見裕江, 深井喜代子 (1994): 健康成人の便秘評価 ─日本語版便秘評価尺度による検討─, 川崎医療短期大学紀要, 14(1), 35-38. – reference: 人見裕江, 塚原貴子, 中西啓子, 他 (1996): 飲水負荷が健康成人の排便習慣に及ぼす影響 ─日本語版便秘評価尺度と便形評価尺度による検討─, 川崎医療福祉学会誌, 6(1), 91-98. – reference: 大西智恵, 有馬葉子, 森花美絵, 他 (2004): 腹部温罨法の腸蠕動運動促進への有効性 ─全身麻酔下で開腹手術を受けた患者27名にジェル熱気を使用して─, 奈良県立三室病院看護学雑誌, 20(2), 34-36. – reference: 田端孝枝, 久保久美子, 金沢久美子, 他 (2002): 急性期における心疾患患者の自然排便を図る ─腰部温罨法にホットクールゾルを用いて─, 十和田市立中央病院研究誌, 16(1),40-43. – reference: 細野恵子 (2010): 便秘症状を有する女子学生への蒸気温熱シートによる加温効果 ─便症状秘評価尺度と便形スケールによる検討, 名寄市立大学紀要, 4(1), 1-6. – reference: Nagashima Y., Oda H., Igaki M., et al. (2006): Application ofheat and steam generating sheets to the lumbar orabdominal region affects autonomic nerve activity.Autonomic Neuroscience : Basic and Clinical 126-127, 68-71. – reference: 細野恵子, 岩元純 (2007b): 温熱シートによる長時間温罨法が若年女性の便秘症状に及ぼす影響, 名寄市立大学紀要, 1(1), 31-34. – reference: 松浦康之, 岩瀬敏, 高田宗樹, 他 (2003): 連続腹部温罨法が便秘を主訴とする若年女性の胃電図に及ぼす影響, 自律神経,40(4), 406-411. – reference: 川島みどり (1977): 目で見る患者援助の基本, 118-123, 医学書院, 東京. – reference: 平野晴美, 畠山かづみ, 伊藤恵理子 (2003): 温罨法による便秘傾向緩和への援助 ─ホットパックを使用した腰背部温罨法による股関節術後患者の便秘傾向緩和への援助─, 整形外科看護, 8(9), 819-824. – reference: 細野恵子, 留畑寿美江, 荒井優気, 他 (2007c): 女子学生の月経痛緩和に対する温罨法の効用, 臨床体温, 25(1), 30-33. – reference: 岩崎眞弓, 野村志保子 (2005): 局所温罨法によるリラクゼーション効果の検討 ─温罨法と足浴が身体に及ぼす影響の比較検討より─, 日本看護研究学会雑誌, 28(1), 33-43. – reference: 菱沼典子, 山崎好美, 井垣通人 (2010): 腰部温罨法の便秘の症状緩和への効果, 日本看護技術学会誌, 9(3), 4-10. – reference: 井垣通人, 永嶋義直, 菱沼典子 (2009): 便通不調のある中高年女性の蒸気温熱シートの腰部適用による症状緩和, 日本看護技術学会誌, 8(2), 29-36. – reference: 氏家幸子 (1982): 罨法, 基礎看護技術 (第1版), 446-452, 医学書院, 東京. – reference: 深井喜代子, 阪本みどり, 田中美穂 (1996): 水又は運動負荷と温罨法の健康女性の腸音に及ぼす影響, 川崎医療福祉学会誌, 6(1), 99-106. – reference: 菱沼典子, 平松則子, 春日美香子, 他 (1997): 熱布による腰背部温罨法が腸音に及ぼす影響, 日本看護科学学会誌, 17(1), 32-39. |
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| SourceID | jstage |
| SourceType | Publisher |
| StartPage | 28 |
| SubjectTerms | 便形スケール 便秘 便秘評価尺度 温罨法 高齢患者 |
| Subtitle | ブリストル便形スケールと日本語版便秘評価尺度による分析 |
| Title | 意識レベルが低く便秘症状を有する高齢患者への温罨法効果の検討 |
| URI | https://www.jstage.jst.go.jp/article/jsnas/11/3/11_28/_article/-char/ja |
| Volume | 11 |
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| ispartofPNX | 日本看護技術学会誌, 2013/01/20, Vol.11(3), pp.28-34 |
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