ALS患者に生きる喜びを ニードに合った看護ケアの取り組み
平成14年厚生労働省調べによると、現在日本には6646人の筋萎縮性側策硬化症(ALS)患者がおり、年々増加傾向にある。ALSは発声能力や筆記能力が著しく低下するため、周囲の人とのコミュニケーションが難しくなることが多い。今回、コミュニケーションが困難で、悲観的発言が目立つようになってしまったALSの患者様に対し、『伝の心』というコミュニケーションツールを患者様が興味を持つように工夫し利用することで、メタコミュニケーションをとることが出来、患者の情緒を安定させることが出来た。...
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Published in | 昭和病院雑誌 Vol. 3; no. 2; pp. 125 - 129 |
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Main Authors | , |
Format | Journal Article |
Language | Japanese |
Published |
医療法人茜会 昭和病院
2007
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Subjects | |
Online Access | Get full text |
ISSN | 1880-1528 1880-151X |
DOI | 10.11163/akanekai.3.125 |
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Summary: | 平成14年厚生労働省調べによると、現在日本には6646人の筋萎縮性側策硬化症(ALS)患者がおり、年々増加傾向にある。ALSは発声能力や筆記能力が著しく低下するため、周囲の人とのコミュニケーションが難しくなることが多い。今回、コミュニケーションが困難で、悲観的発言が目立つようになってしまったALSの患者様に対し、『伝の心』というコミュニケーションツールを患者様が興味を持つように工夫し利用することで、メタコミュニケーションをとることが出来、患者の情緒を安定させることが出来た。 |
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ISSN: | 1880-1528 1880-151X |
DOI: | 10.11163/akanekai.3.125 |