遠隔産業保健 それって法的に大丈夫

コロナ禍となった2020年以降テレワークが急速に広がり、これに伴い産業保健分野でも遠隔技術が利用されている。本ワークショップでは、産業医、産業保健師、法律家が一堂に会し、主に遠隔面談に関するプライバシー確保と責任の所在の問題に対して法的考察を加えた。その結果、社員に対して通達の内容を丁寧に案内する、適宜労働者の同意を得ながら進める、ルールの明文化などの手段が紛争予防として大切であることが明らかとなった。...

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Bibliographic Details
Published in産業保健法学会誌 Vol. 1; no. 1; pp. 265 - 269
Main Authors 守田, 祐作, 石澤, 哲郎, 白田, 千佳子, 神田橋, 宏治, 内藤, 喜仁
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本産業保健法学会 10.07.2022
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ISSN2758-2566
2758-2574
DOI10.57523/jaohl.1.1_265

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Summary:コロナ禍となった2020年以降テレワークが急速に広がり、これに伴い産業保健分野でも遠隔技術が利用されている。本ワークショップでは、産業医、産業保健師、法律家が一堂に会し、主に遠隔面談に関するプライバシー確保と責任の所在の問題に対して法的考察を加えた。その結果、社員に対して通達の内容を丁寧に案内する、適宜労働者の同意を得ながら進める、ルールの明文化などの手段が紛争予防として大切であることが明らかとなった。
ISSN:2758-2566
2758-2574
DOI:10.57523/jaohl.1.1_265