有孔細径パイプによる液状化対策

本工法は、液状化の可能性のある砂地盤中に、細径ドレーンを80~130cm程度の間隔で鉛直方向に多数設置しておき、未処理地盤が液状化するような大地震が発生した際には、地盤中に発生する過剰間隙水圧を、これらのドレーンを通していち速く消散させて液状化を防止する排水促進工法である。 ドレーン材としては、直径10cmのポリエチレン製耐圧有孔中空パイプに土砂流入防止用のフィルター(ポリエチレン製織布)を被せ、両端をキャップで固定したものが使用される。...

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Bibliographic Details
Published inジオテキスタイルシンポジウム発表論文集 Vol. 7; pp. 59 - 64
Main Authors 真島, 正人, 若命, 善雄
Format Journal Article
LanguageEnglish
Japanese
Published 国際ジオシンセティックス学会 日本支部 30.11.1992
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ISSN0913-7882
DOI10.5030/jcigsjournal1986.7.59

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Summary:本工法は、液状化の可能性のある砂地盤中に、細径ドレーンを80~130cm程度の間隔で鉛直方向に多数設置しておき、未処理地盤が液状化するような大地震が発生した際には、地盤中に発生する過剰間隙水圧を、これらのドレーンを通していち速く消散させて液状化を防止する排水促進工法である。 ドレーン材としては、直径10cmのポリエチレン製耐圧有孔中空パイプに土砂流入防止用のフィルター(ポリエチレン製織布)を被せ、両端をキャップで固定したものが使用される。
ISSN:0913-7882
DOI:10.5030/jcigsjournal1986.7.59