1.フレイル健診 高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施の意義

令和2年度より高齢者医療広域連合が市町村と連携して,フレイル対策の保健事業を充実させることとなった.健診・質問票と医療・介護レセプトデータで健康課題を把握,ハイリスク・アプローチとポピュレーション・アプローチを組み合わせ,継続性や効果,効率性を考慮した事業企画をおこなう.健診や通いの場でフレイルを適切に把握できるよう質問票が開発され,保健事業対象者の抽出や事業評価に活用されることが期待される....

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Published in日本老年医学会雑誌 Vol. 58; no. 2; pp. 199 - 205
Main Author 津下, 一代
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 一般社団法人 日本老年医学会 25.04.2021
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ISSN0300-9173
DOI10.3143/geriatrics.58.199

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Summary:令和2年度より高齢者医療広域連合が市町村と連携して,フレイル対策の保健事業を充実させることとなった.健診・質問票と医療・介護レセプトデータで健康課題を把握,ハイリスク・アプローチとポピュレーション・アプローチを組み合わせ,継続性や効果,効率性を考慮した事業企画をおこなう.健診や通いの場でフレイルを適切に把握できるよう質問票が開発され,保健事業対象者の抽出や事業評価に活用されることが期待される.
ISSN:0300-9173
DOI:10.3143/geriatrics.58.199