「魂の止まり木」としてのスタートアップ リスク選好にまつわるアントレプレナーシップの諸相

本報告は、報告者自身が所属する国内スタートアップにおける参与観察を通じて、従来的な意味でのスタートアップの定義とは乖離しているが、それでもなおその主軸となるアントレプレナーシップを保持しながら経営に従事する新たなスタートアップのあり方を提示する。とりわけ、ビジネス上の意思決定において肝要となるリスク選好に焦点を当て、同社が社会や既存の大企業からの評価や要請といかに交渉しているかを精緻に描く。...

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Published in日本文化人類学会研究大会発表要旨集 p. A20
Main Author 柿倉, 圭吾
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本文化人類学会 2024
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ISSN2189-7964
DOI10.14890/jasca.2024.0_A20

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Summary:本報告は、報告者自身が所属する国内スタートアップにおける参与観察を通じて、従来的な意味でのスタートアップの定義とは乖離しているが、それでもなおその主軸となるアントレプレナーシップを保持しながら経営に従事する新たなスタートアップのあり方を提示する。とりわけ、ビジネス上の意思決定において肝要となるリスク選好に焦点を当て、同社が社会や既存の大企業からの評価や要請といかに交渉しているかを精緻に描く。
ISSN:2189-7964
DOI:10.14890/jasca.2024.0_A20