小学校教員養成課程「音楽科指導法」の授業実践とその課題 「児童の学びと相似形」となる授業のための試論

小学校教員養成課程における「音楽科指導法」の自身の授業実践を省察し , 「児童の学びと相似形」とな る「個別最適な学び」「協働的な学び」の実現のための授業研究を志した 。 履修者の「知識・技能」の習得 状況を把握し , その内容について再考することをとおして , 授業改善のために ,UDL(Universal Design for Learning) 等の視点を取り入れることに加え ,① 「履修者が自身の学びをデザインする」授業 ,② 「音楽づ くり」の活動を丁寧に行うこと , の可能性を示した 。 さらに , 今後 , 「ゲート・キーピング」の視点も重要 になる可能性を指摘した 。...

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Published in植草学園大学研究紀要 Vol. 17; pp. 11 - 18
Main Author 髙木, 夏奈子
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 学校法人 植草学園大学 31.03.2025
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ISSN1883-5988
2433-555X
DOI10.24683/uekusad.17.0_11

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Summary:小学校教員養成課程における「音楽科指導法」の自身の授業実践を省察し , 「児童の学びと相似形」とな る「個別最適な学び」「協働的な学び」の実現のための授業研究を志した 。 履修者の「知識・技能」の習得 状況を把握し , その内容について再考することをとおして , 授業改善のために ,UDL(Universal Design for Learning) 等の視点を取り入れることに加え ,① 「履修者が自身の学びをデザインする」授業 ,② 「音楽づ くり」の活動を丁寧に行うこと , の可能性を示した 。 さらに , 今後 , 「ゲート・キーピング」の視点も重要 になる可能性を指摘した 。
ISSN:1883-5988
2433-555X
DOI:10.24683/uekusad.17.0_11