臨床看護研究実施上の困難と克服課題―第2次調査

緒言 日本看護科学学会研究活動委員会(平成8-10年度)は,臨床看護研究を推進し看護学の発展に寄与するために,第一次調査として臨床における研究実施上の困難と克服課題に関する調査を実施した.その結果,実施上の困難は主に研究のための時間の確保,ならびに適切な指導の確保であることが明らかになった. これを受け,第二次調査では、看護職者が臨床看護研究を推進する要件としての指導体制整備に資することを目的とし,実際に臨床研究を実践している人を対象に,これまで受けた研究指導内容とその評価、指導に関する要望について実態調査を行った.この調査結果をもとに,施設内部の指導者と外部指導者の特徴とその役割について考察...

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Published in日本看護科学会誌 Vol. 20; no. 1; pp. 28 - 35
Main Authors 南沢 汎美, 雄西 智恵美, 数間 恵子, 小玉 香津子, 齋藤 やよい, 酒井 美絵子, 深山 智代
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 日本看護科学学会 31.03.2000
公益社団法人 日本看護科学学会
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ISSN0287-5330
2185-8888
DOI10.5630/jans1981.20.1_28

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Summary:緒言 日本看護科学学会研究活動委員会(平成8-10年度)は,臨床看護研究を推進し看護学の発展に寄与するために,第一次調査として臨床における研究実施上の困難と克服課題に関する調査を実施した.その結果,実施上の困難は主に研究のための時間の確保,ならびに適切な指導の確保であることが明らかになった. これを受け,第二次調査では、看護職者が臨床看護研究を推進する要件としての指導体制整備に資することを目的とし,実際に臨床研究を実践している人を対象に,これまで受けた研究指導内容とその評価、指導に関する要望について実態調査を行った.この調査結果をもとに,施設内部の指導者と外部指導者の特徴とその役割について考察した.
Bibliography:委員会報告
ISSN:0287-5330
2185-8888
DOI:10.5630/jans1981.20.1_28