エチプロストン製剤による豚の分娩誘起

妊娠112～113日の豚の耳根部筋肉内にプロスタグランジンF2α PGF2α類似体エチプロストン製剤を10頭 (A群) に0.85mg, 20頭 (B群) に1.7mg, 10頭 (C群) に3.4mg, また対照群10頭にはプラセボ2mlを投与した. 投与から分娩開始までの時間は, A群49.1±30.4時間, B群28.0±148時間, C群27.0±4.5時間で, BおよびC群では対照群 (56.7±27.6時間) に比べて有意に短かった (P妊0.05). また, 投与後の母子豚の健康状態と母豚のその後の繁殖成績に影響はなかった....

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Published inNippon Juishikai zasshi Vol. 49; no. 11; pp. 783 - 786
Main Authors 田中, 瑞穂, 森好, 政晴, 中田, 健, 河田, 啓一郎, 中尾, 敏彦
Format Journal Article
LanguageJapanese
Published 公益社団法人 日本獣医師会 20.11.1996
Subjects
エチプロストン
プロスタグランジンF2α (PGF2α) 類似体
分娩誘起
豚
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ISSN0446-6454
2186-0211
DOI10.12935/jvma1951.49.783

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Summary:妊娠112～113日の豚の耳根部筋肉内にプロスタグランジンF2α PGF2α類似体エチプロストン製剤を10頭 (A群) に0.85mg, 20頭 (B群) に1.7mg, 10頭 (C群) に3.4mg, また対照群10頭にはプラセボ2mlを投与した. 投与から分娩開始までの時間は, A群49.1±30.4時間, B群28.0±148時間, C群27.0±4.5時間で, BおよびC群では対照群 (56.7±27.6時間) に比べて有意に短かった (P妊0.05). また, 投与後の母子豚の健康状態と母豚のその後の繁殖成績に影響はなかった.
Bibliography:ZZ00014801
550357
ISSN:0446-6454
2186-0211
DOI:10.12935/jvma1951.49.783