中国のマラリアと水田開発について
中国黄准地帯における水田開発がマラリア媒介蚊の発生に適した生育環境 (人工発生源) を提供している。一方, 在来の殺虫剤に対して媒介蚊が不感応性をもってきたことから, 媒介蚊発生源対策として強化された水田の水管理技術の採用が要請される。黄准地帯における媒介蚊の発生サイクル, 水田開発基盤整備状況, 施設管理機関である人民公社 (農民組織) などを視察し, 落水期間を長くした潅概法の適用について考察した。...
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| Published in | Nōgyō Doboku Gakkai-Shi Vol. 51; no. 6; pp. 519 - 526,a1 |
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| Main Author | |
| Format | Journal Article |
| Language | Japanese |
| Published |
社団法人 農業農村工学会
01.06.1983
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| Subjects | |
| Online Access | Get full text |
| ISSN | 0369-5123 1884-7188 |
| DOI | 10.11408/jjsidre1965.51.6_519 |
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| Summary: | 中国黄准地帯における水田開発がマラリア媒介蚊の発生に適した生育環境 (人工発生源) を提供している。一方, 在来の殺虫剤に対して媒介蚊が不感応性をもってきたことから, 媒介蚊発生源対策として強化された水田の水管理技術の採用が要請される。黄准地帯における媒介蚊の発生サイクル, 水田開発基盤整備状況, 施設管理機関である人民公社 (農民組織) などを視察し, 落水期間を長くした潅概法の適用について考察した。 |
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| Bibliography: | ZZ00014130 271024 |
| ISSN: | 0369-5123 1884-7188 |
| DOI: | 10.11408/jjsidre1965.51.6_519 |